花火と祈りと人生と

先日、新潟県小千谷市片貝町のお祭、

 

浅原神社秋季例大祭奉納大煙火、

 

通称「片貝まつり」にお邪魔してきました。

 

 

 

片貝は神社への奉納花火で有名な町。

 

成人を迎えればお祝いの花火をあげ、

 

厄年になれば厄除け祈願の花火をあげ、

 

子どもが生まれれば健やかな成長を祈って花火をあげ、

 

親しい人が亡くなれば追善供養の花火をあげ……。

 

人間の一生にここまで花火が密に関わっている地域は

 

片貝をおいてほかにはないでしょう。

 

 

 

今回は片貝町出身の母が中学校の同級生70名とともに

 

還暦記念の大スターマインをあげるというので

 

見届けてきたのですが……。

 

 

 

いやー……

 

正直、泣かされました。

 

一発一発に込められた「人生」という名の物語に。

 

そして、

 

ほんの一瞬のうちに消えていく

 

強くはかない光の粒に

 

ここまで大きな「祈り」を込めることのできる

 

人間という存在の尊さに。

 

 

 

いや、もしかしたら、

 

それそのものが

 

「一瞬のうちに消えていく」ことを知っているからこそ、

 

人間は、自分をも含めた誰かの人生に対して

 

強い祈りを抱かざるを得なくなるのかもしれない。

 

 

 

人間として生きるということは、

 

そのまま、物語を生きるということ。

 

その物語は、はかないながらに、

 

どうしようもなく、強い。

 

 

 

あの夜の花火の閃光は、

 

あとかたもなく消え去ってしまって

 

もうどこにも存在していないけれど……

 

 

 

でも、だからこそ、

 

涙が出るほどに、うつくしいものだったのだろうな、と……。

 

 

 

すごいものを観たな……。

 

 

 

ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よい日曜日を◎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

©Yoko Koide